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OM-D E-M10、操作性は意外に良好。

2019-07-25

よしかずです。

OM-D E-M10ですが、ボタンの数が少ないけど、操作性は大丈夫?と思ってました。

結果から言うと大丈夫でした。

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2ダイヤルの高い操作性

E-M1にある、ドライブモードやAFモード、測光モードを設定するための専用ボタン。E-M10には、そういった専用ボタンはありません。

が、操作してみると、設定などは2つのダイヤルで結構素早く変更できます。

設定方法には、メニューから行う方法と、「スーパーコンパネ」を使う方法と、「ライブコントロール」を使う方法があります。僕が気にいっているのは「ライブコントロール」を使う方法です。

ライブコントロール画面

撮影中にOKボタンを押すと、画面の右側に設定項目、下側にパラメータが表示されます。(背面液晶にもファインダー内にも表示されます)

後ダイヤルで設定したい項目を選び、選んだ項目のパラメータを、前ダイヤルで変更します。(設定で前後ダイヤルの働きを逆にすることもできます)

この縦横の動きは、十字ボタンにも対応していて、ダイヤルかボタン、好きなほうで設定変更を行うことができます。

変更後は、OKボタンを押すか、シャッターボタンを半押しすればOK。

測光モードやホワイトバランス、ドライブモードやISO感度設定、記録サイズなどを変更できます。

各メーカーともに上級機では、さまざまな設定を変更するための専用ボタンがあります。エントリーモデルでは省略されがち。

でも本当に専用ボタンがある方が速いのか。

各々の専用ボタンで設定を変更する場合、慣れるまでは「この設定を変えるボタンはどこだっけ」とカメラを見回す、ということになると思うんです。

たとえ慣れたとしても、よく使う設定項目ではなく、滅多に変えない項目をたまに変えたくなった時などは、専用ボタンがあるよりも、OKボタンで項目一覧が表示され、その中から選んで変更できる方が、むしろ速い、というか、余計なことを考えないで済む、という場合もあると思います。

自分にあった方を選ぼう

専用ボタンの位置を覚える方が速いか、一覧から選んで設定する方が速いか、どちらが自分に合っているのか。

これはもう、店頭などでカメラに触ってみて、自分で確かめるしかないですね。

間違いないのは、専用ボタンがないからといって、E-M10の操作性が劣っている、ということは全くないです。

専用ボタンが削られがちなエントリーモデルにおいて、それによる操作性の低下を可能な限り防いだ、見事な設計だと思います。

ちなみにE-M1は、各設定を変更する専用ボタンがありながら、ライブコントロールの機能もあります。さすが。