これは良い!instax mini LiPlay!店頭で触ってみました。
よしかずです。
発表時から気になっていた新型チェキ「instax mini LiPlay」が発売されました!
家電量販店で実機を触ってきましたが、これは良さそうです。好感触でした。
カラーは3色展開。ホワイト、ブラック、ゴールドです。
ゴールドの表面処理がいわゆる「普通」で、ホワイトは「石」みたいな手触りです。ブラックは…なんて言ったらいいんでしょう、「財布」みたいな感じ?笑
Bluetoothを使って、スマホにある写真をプリントすることもできます。専用アプリを使うことで、音も伝えることができるようですね。さすがに店頭で試すわけにはいきませんでしたが。
小さくて良い
チェキ製品の中で最小サイズとのことですが、すごく手の中に収まりが良いです。カバンの中でも邪魔にならないでしょう。
これはデジタルだからですね。
従来のチェキ(ここではフィルムチェキと呼びましょうか)は、チェキの画面サイズに、レンズを通した光が結像しなければなりません。
チェキフィルムの画面サイズは、62mm × 46mm。大きいですね!
35mmフルサイズどころか、中判サイズの大きさになってます。
チェキフィルムに写真を撮るためには、レンズを通した光がこの大きさに像を結ぶ必要があるので、フィルムチェキの撮影時には、レンズはググっと飛び出します。また、収納時もある程度の大きさになります。
レンズ交換式のカメラを見ても、フルサイズ用とか、中判カメラ用のレンズは大きいです。
さて、instax mini LiPlayは、撮影時にレンズが飛び出しません。
それはフィルムチェキでいう画面サイズ=センサーサイズが小さいからです。
どのくらい小さいのでしょうか。
Instax mini LiPlayのセンサーは、1/5型です。
1/5型センサーの大きさは2.9mm × 2.2mmです。小さいですね!
instax mini LiPlayのレンズは、1/5型センサーの大きさに像を結べば良いので、こんなに小さくできるのです。
そしてチェキフィルムには「プリント」という形で、写真を焼き付けるので、チェキフィルムの大きな画面サイズに対応した、大きなレンズでなくても良いのです。
こんなにセンサーが小さくて写りは大丈夫なの?と思っちゃいますが、スマホのカメラのセンサーも同じくらいの大きさです。でも、綺麗に写りますよね。大丈夫です。
気になるところや気をつけたほうがいいところ
カメラに三脚を取り付ける三脚穴がありません
まあこれは、このカメラでやらなくても、スマホで、スマホ用三脚を使って撮影すれば良いということですかね。
横位置用のシャッターボタンがありません
シャッターボタンはカメラ前面のものだけです。横位置でも押しづらいということはないので、OKかな。
電池が内蔵式で交換できないタイプです
iPhoneやAndroidスマホのような、バッテリー内蔵式になっていて、交換や予備バッテリーを使うことはできません。スマホでそういうのには慣れてますから、当面は問題なしです。
USBはありますが、充電専用です。写真データの転送はできません
instax mini LiPlayには、内蔵メモリがあって、45枚くらい写真を撮ることができますが、この内臓メモリに撮った写真は、取り出すことができません。
本体のUSB端子が、充電専用で、データ転送に対応していないためです。
内蔵メモリにある写真を取り出す(PCで観るとか、もっと大きくプリントしたいとか)ためには、microSDカードが必要です。32GBまで対応しています。(SDXCカードには非対応)
microSDカードは32GBまで
先にも書きましたが、instax mini LiPlayは、「SDカード」と「SDHCカード」に対応しています。そのため、使えるmicroSDカードの容量は、最大で32GBまでになります。それ以上の容量のmicroSDカードは、「SDXCカード」という別の種類になっていますので、使えません。
Xシリーズや、GFXシリーズのカメラからは、直接プリントはできません
instax mini LiPlayの通信機能は、Bluetoothのみです。Wi-Fiはついていないため、XシリーズやGFXシリーズのカメラからは直接プリントできません。
X/GFXシリーズカメラで撮影した写真をプリントしたい場合は、カメラから写真を一旦スマホに転送してから、プリントしましょう。
X/GFXシリーズカメラから直接プリントできるチェキ製品として、「スマホdeチェキ」シリーズがあります。もちろんスマホからもプリントできます。
instax SHARE SP-2は、私も持っています。楽しいです(^^)
スクエア(正方形)フィルムを使う「SP-3」もあります。これも楽しそう。
電源を入れたときシャッター音がする
電源オンにする時に「カシャッ」とシャッター音がします。「あれ?撮影しちゃった?」と思いました。せめて別の音にしてほしいです。
明確な男性向けデザインがない
現在の3種類のデザインは、どちらかというと女性向けに感じられます。
この先、新カラーが追加される可能性もありそうですね。
別売のケースが良さそう
instax mini LiPlay用のケースとして「ソックケース」というものが別売で用意されています。これがすごく良さそう。
これはニットカバーで「でかいまっすぐな靴下(笑)」のような形をしています。それにカメラを入れるだけ。
ケースは、こういうシンプルなものが使いやすいと思います。
カメラに装着する「速写ケース」みたいのって、カメラが大きくなっちゃうし、結構高いですし。かっこよくなる場合もありますけど。
あ、ソックケースですが「小さくて四角っぽいニットキャップのような形」の方が近いかw
カバーとお揃いのストラップもあります。
注目度も高そうでした
量販店に少しの間いましたが、instax mini LiPlayを触りに来る人が、次から次へと途切れない感じでした。売れそう。
チェキとはいえデジタルなので、同じプリントを2枚以上出したりできますし、フィルター効果もかけられるので、楽しそうですもんね。
チェキの魅力
昔はカメラといえばフィルム撮影で、撮影から結果を見るまでにタイムラグがありました。
それが楽しみで良い、というのもわかるっちゃわかるのですが、結果がすぐに見られるインスタントカメラの方が、僕は好きでした。家にはなかったですし、周りの人が持っていたりもしなかったので、使ったことはなかったですが。
その後カメラはデジタルになり、結果がすぐ見られる、ということについては、インスタントカメラ以上になりました。
でもフィルムのアナログな感じも悪くないです。僕は結果はすぐ見たい派ですが。笑
フィルムに直接撮影する従来のチェキも1台くらい持っててもいいですね。ネオクラシックはかっこいいです。
チェキを楽しむにはフィルムが必要です。instax miniはバリエーション豊富。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません