レンズと三脚の関係。カメラの作り方って?
よしかずです。
キヤノンの一眼レフから、他社ミラーレス機に替えてビックリしたことかあります。
それは、カメラに装着するレンズの太さによっては、雲台と干渉して、三脚の使用ができない場合があるんです。
当たり前だ!という声もあるかと思いますが、ミラーレスを使いはじめて本当に驚きました。
気づいたのは、X-T10 XF18-55mmレンズキットを買ってから。
X-T10にレンズをつけた状態で、ハスキーの三脚に取り付けたのですが、ズームリングが回せないんです。
ハスキーの雲台は、カメラ取り付け部のベースにコルクが貼ってあるのですが、レンズがそれに接触していて、ズームリングが回せない状態でした。
カメラのレンズマウント部に負荷がかかっているに違いないと思い、あわててカメラを三脚から取り外しました。
こんなことあるんだ…
キヤノンの一眼レフ(EOS 5D、30D、5D2、7D)を使っていた時には、こんなことはありませんでした。
EF24-70mmF2.8Lのような太いレンズでも、もちろん小さな単焦点でも、カメラにレンズをつけて、そのまま三脚に取り付けても何も支障はなかったです。
カメラというのは、少なくとも純正レンズであれば、装着した状態で、三脚に着けられるようなサイズを確保して作られているものだと思っていました。そうでないレンズの場合はレンズに三脚座があると。
ところがミラーレスカメラの場合、必ずしもそのようにはなっていないのですね。
レンズマウント下の空間は、AF一眼レフの場合は、下部にAFユニットがあるために生まれた副次的なスペースとも言えますが、その必要のないミラーレスカメラは、レンズマウントがボディの下側ギリギリの位置にあるカメラも多いです。
これだと、ちょっとレンズが太いだけで、下にはみ出しちゃいますね。
そんな事があって、購入を先送りしていたメタルグリップを急遽買いに行きました。
メタルグリップをつけた場合は、雲台に干渉するレンズは無いようです。
ミラーレス機を選ぶ場合、三脚を使う予定があるなら、使用するレンズが雲台に干渉しないようになっているか、干渉を回避するオプションパーツがあるか、を確かめたほうが良いですね。
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